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相良酒造㈱様【さがらISM】33号 発行
2025.01.17 Fri
お知らせ
★【さがらISM-33号(令和7年1月号)】が発行されました
◆今月のテーマ 2025年に向けて
皆さまお健やかに新年をお迎えのことと思います。
昨年を思い起こすと、いままでにない夏の暑さが強烈でした。
製造が8月中旬より始まったこともあり暑さが特に厳しく感じられ、熱中症対策に水分、塩分補給など気を付けました。製造が無事終わった今は業者の方々のご協力、アルバイトの皆さま、従業員の頑張りだと感謝の思いでいっぱいです。
12月で製造も終わり、機具の清掃、機械の整備、焼酎の貯蔵熟成等に忙しい毎日ですが、心を込めて造った焼酎を皆さまに飲んでいただけるよう日々精進して参ります。
①2025年限定販売の焼酎!
◆1月発売【礒街道】
2024年秋に黄金千貫を黒麹で仕込んだ新酒100%の荒濾過焼酎。
蒸留後、約3ヶ月間表面に浮いてきた油分のみを手作業で取り除き。割水して瓶詰めいたしました。
※この商品は南九州酒販㈱だけの取扱商品となります。
◆3月発売【復刻版兵六】
2024年秋に黄金千貫・みちしずくを白麹で仕込んだ新酒を熟成させた、1タンク限りの荒濾過焼酎。旨味成分がたっぷり残った、年に一度今しか味わえない本格芋焼酎です。
◆5月発売【運鈍根】
鹿児島県霧島市福山町の久木田農場で有機栽培された黄金千貫を黒麹で仕込んだ焼酎。有機芋特有のしっかりした味わいの甘みのある焼酎です。
◆7月発売【相良十代目 更なる進化】
サツママサリ芋100%仕込みの「相良十代目チャレンジ」を3年間タンクでじっくり熟成させた焼酎。熟成させることによりまろやかでコクのある味わいに変わりました。
②製造後の蔵の様子(清掃作業・油掬い)
製造が終わったらタンクやホース各機械など、製造中の汚れが残らないよう丁寧に清掃する日々です。この時期は秋に仕込んだ新酒が熟成されるにともなって不純物が固まり、表面に浮いてくるため、あぶらとりに適しています。手作業で行うため時間や労力がかかりますが、このひと手間が味にかかわるため、丁寧に目視しながらすくっています。
⓸蔵試飲会(4月予定)
昨年もご好評いただきました蔵試飲会を今年も4月に開催を予定しております。お客様のご要望で今年は2日間行います!チラシをご持参の方には焼酎100mlをプレゼント、焼酎をお買上げの方には豪華賞品付きのくじ引きもあります。前割り、水割り、お湯割り、炭酸割りなど新しい飲み方をチャレンジしてみませんか?
※年に一度のこの機会にお気軽にお立ち寄りください。詳しい日時が決まりましたらFacebook・ instagram・店頭のチラシなどでご案内いたします。
〇鹿児島の春のお薦めイベント(鹿児島マラソン2025)
2025年3月2日(日)に『鹿児島マラソン2025』が開催されます。
世界有数の活火山・桜島と波穏やかな錦江湾が織りなす雄大な景観、南九州随一の繁華街天文館、明治日本の産業革命遺産、西郷銅像など明治維新の息吹を感じられる街並みの中を、鹿児島のおいしい食べ物を楽しみながら走ることができます。
◆コース紹介
(マラソン)
ドルフィンポート跡地前をスタートし、姶良市重富で折り返し、鹿児島市役所前をフィニッシュとする日本陸上競技連盟公認コース。
(ファンラン)
ドルフィンポート跡地前をスタートし、山形屋前をフィニッシュとするコース。
〇由美子の近況報告♪
8月中旬から始まった製造も12月で無事終わりました。2024年の製造は昨年より仕込み数は減らしたこともあり、ひとつずつの作業をじっくり向き合って造ることができました。
11月くらいまで半袖でしたが、8月9月は本当に暑く体力を消耗し、1人ずつダウンしていきました。昨年以上に暑さが特に厳しく、麹(こうじ)や醪(もろみ)の育成状況、蔵人の体調など心配の日々でした。台風や大雨、芋の成長具合の影響でスケジュールを変更する場面もあり日程調整が難しかったです。
製造中のアルバイトも、学生さんから社会人の方まで11人も来て下さり、米の搬送、芋混ぜ、用具の洗浄、商品出荷など一生懸命働いていただきとても心強かったです。製造中は毎日会っていたので、製造終盤は1人ひとりとのお別れが悲しかったです。焼酎造りの工程など体験して焼酎に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
◆さがらISMバックナンバー